満を持しての発売となりました<大吟醸リード>。
アナログリラックスのリード線を製作してくれているKS-Remastaの柄沢氏と初めてお会いしたのは、もう3年ほど前。
その時の衝撃は今でも忘れられません。
「まさか、こんな短いリード線で、こんなにも音が変わるなんて!」
その出会いから「吟醸リード」を発売することになったのですが、実は当初から狙っていた柄沢氏の秘蔵リード線がありました。
見た目は本当に細い!の一言なのですが、出てくる音は、もう言葉が浮かばない悦楽感!
だまって持って帰ろうとした時の彼の怒る顔は今でも忘れられません(笑)。
その秘蔵リード線を、いつかアナロリラックスでも扱いたいと思い、長い検討をお互いで重ね、そのベースモデルをよりレコードファンの心理に寄りそう音で、更にブラッシュアップして完成したのが<大吟醸リード>なんです。
もう音楽ジャンルは全く問いません!レコードの音に酔いしれたい人には「これ以上のリード線はない!」と断言いたします。
そんな大吟醸リードですが、早速、ご購入者様からのご感想レビューが届きました!
実は先日開催されました「真空管オーディオフェア」に弊社も出展させていただいたのですが、その会場で「ひっそりと」大吟醸リードも展示していたのです。
N様は以前から吟醸リードをお使いいただいていて、その日も吟醸リードのアドバンスモデルを試聴すべく、我々のブースに起こしいただきました。
そこでアドバンスモデルを試聴いただいた後、
「今度「大吟醸リード」を発売するんですよ。よかったら聴いてみますか?」とおすすめ。
一瞬「やばい」という文字が顔に書かれたN様の表情は見逃しません(笑)。
そんなN様から届いたコメントです!
リード線で音が変わるのは知っていましたが、悩むのも嫌なので某社のリード線でずっと聞いていました。色々な方から、「柄沢さんのリード線を是非使ってみてください」と。
御茶ノ水ディスクユニオンの店長さんから「まずはこれをお勧めします」ということで、「JAZZスタンダード」を購入。GRADOのカートリッジに早速取り付けると…今までの音が何だったのだ…というほどに変化。あっさりした音だったのが中域に厚みのある音へ。ゴリゴリっとした音が出てくるのです。これは良いぞ…ということで、常用のシュアーV15typeⅡとM44G改のリード線も「ジャズスタンダード」に交換しました。音に力がある…という表現が良いかもしれません。ただ、聴き続けると正直不満もありました。繊細な表現がどこか薄れていると…。M44G改は、力感でグイグイ来るので非常に良いですが、シュアーV15typeⅡはもう少し表現力が欲しいとどこかで思うようになっていました。
真空管オーディオフェアで、アナログリラックスのブースを発見し「ジャズアドバンス」を買う気マンマンでお邪魔させてもらいました。そこで色々試聴。やっぱり「ジャズアドバンス」で充分だと…ふと並んでいる商品を見ると「大吟醸リード」が。試しに聴いてみてくださいと万木さん。嫌な予感は的中。全く別次元…ああ、聴くんじゃなかった…。
気が付けば、大吟醸リードを注文していました。
シュアーV15typeⅡのリード線を「ジャズスタンダード」から「大吟醸リード」に交換しました。
LPを数枚通しで聞いたあとリファレンスとしているLPを聴くと…
・中域の厚みはそのままに、高域の抜け、低域の伸びは今まで聞いたことがない
・情報量はかなり増えました
あるLIVE盤では拍手の数が増え、聞き取れなかったMCの喋りがはっきり聞こえるようになりました。
・ボーカルの表現は非常に良いです。声の色っぽさ、陰影はかなりはっきりします
シュアーV15typeⅡはかなり古いものですが、音に古臭さを全く感じません。ジャンルによってGRAD、シュアーM44G改、V15typeⅡと色々使い分けていましたが、1950年代~60年代のJAZZのみならず80年代のJ-POPや歌謡曲、ロック、クラシックも全く違和感なく再生します。
大吟醸リードプレミアムは、別のカートリッジを購入した時に考えよう…。
N様、コメントありがとうございます!
そうなんです、大吟醸リードは音楽ジャンルを選ばない、やばいリード線なのです。
(実はこの後、N様には大吟醸リードをもう1セット追加でご購入いただきました)
N様、次は「大吟醸リード・プレミアム」のご購入、お待ちしております!
「これ以上のリード線があったら、教えて欲しい」
お手持ちのカートリッジが異次元の音世界を奏で始めます。
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