*

リムドライブLover’s

公開日: : オーディオ, レコード

リムドライブ・ラバーズ??なんのこっちゃ?

そう、なんのこっちゃわからんですよね。こういうもの↓に萌える人たちのことです。

DSCF2955

これを見て「ピン!」と来る方はかなりのレコードオタクジャンキーです。普通にまっとうな生活を送っている人の場合、この現代においてこのような酔狂なモノと出会うことはほぼありません。だからこそ、これを見てわかる人は浮世離れした人なんですね。

お答えしましょう。今では新製品として発売されることもない特殊な駆動方式を持ったレコードプレーヤーなんです。

レコードプレーヤーといえば、DJの人がスクラッチできるように開発されたダイレクトドライブや、ターンテーブルをベルトで回すベルトドライブなどは見られたことがあるかもしれません。

でもこの「リムドライブ」とは、ターンテーブルのリム部分の裏側(物によっては外側)に、「アイドラー」と呼ばれるゴム製の丸いパーツを押し当てて回転させる方式なんです。

今考えるとものすごく無理がある駆動方式に思えます。でもその昔、瞬間的に規定回転(33回転や45回転)に重いターンテーブルを回すために色々と考えられた機構だったんですね。

(さらにさらにその昔には「ギアドライブ」というものもあったようです。モーターからの駆動力をギアを介して直接ターンテーブルを回す仕組みです。ほとんど車のドライブシャフトのような。でも、静粛性や回転の切り替えなどに不利なため、リムドライブ方式が考え出されたみたいですね。)

過去、このリムドライブ方式をとったプレーヤーには、名機と呼ばれるプレーヤーが存在します。

DSCF2944

ガラード301

11018363_1044918765532652_3152752612080388587_n

トーレンスTD124

A3184_I1

EMT

これらの機種は今では製造されていません。でも中古市場では何十万、中には百万円を超える価格が付くものもあります。なぜなんでしょう?

部品もなくなりつつあります。壊れだすと調整するのが大変です。性能を示す各種数字もベルトドライブ方式よりかなり劣ります。でも人気です。なぜなんでしょうか?

実は、なぜだかわからないのですが、このリムドライブ方式で聴くレコードは、人の心に響くのです。これは言葉で説明するのが難しいのですが、聴いてみるとわかります。いや、いつもなんらかの形でレコードを聴いている人が聴くと一目瞭然です。

私のリムドライブ初体験はこの機種でした。

Rek-O-Kut画像1

REK-O-KUTというアメリカのプレーヤーです。自己紹介欄でも画像を載せています。

もう無骨そのもので、モーターも必要以上に大きく、トルクだけはありそうな体(笑)。正直、音は期待していませんでした。それがどうでしょう、ものすごい馬力のある音で、特にウッドベースが唸って聴こえてきました。決してワイドレンジではありません。でも低域と中域が厚いんですよね。音楽が俄然楽しく音楽らしく聴こえます。楽しい!の一言でした。

それからというもの、リムドライブにぞっこん。DUAL、ガラード、トーレンスと中古ばかりが集まってくるのでした。正直調整などでヤキモキすることは多いです。でも調子のいいときの音は格別!

ぜひ機会があればリムドライブの音に触れてみてくださいね。きっとあなたもリムドライブラバーズに仲間入りすると思います。

(キャッチ画像のかわいいプレーヤーは、あのBraunのPCS4という、これまた「リムドライブ」プレーヤーです!)

関連記事

アナログリラックス除電ブラシ「ご購入者様コメント」更新しました!

徐々に口コミで広げていただいている「アナログリラックス除電ブラシ」ですが、購入者様からコメントが届い

記事を読む

レコード愛するコーヒー屋さんPADDLERS COFFEE

今日はいい天気でしたね!というか関東は夏が来た?と思うような陽気でした。 こんな日が来ると、洗濯し

記事を読む

ダイナミックオーディオさんで、KOI-OTOや吟醸リードあれこれ…

様々な思いを込めて世に発売いたしました「KOI-OTOカートリッジ」。 このKOIには

記事を読む

初日なんと1900人超!アナログオーディオフェア

ご案内してました「アナログオーディオフェア」。 去る6月11日、12日に無事乗り越えることがで

記事を読む

「季刊アナログ」今月号Vol.50に掲載されました

実はこのブログを書いている時点でまだ発売前の「吟醸リード」。 なんといち早く、本日発売の「季刊アナ

記事を読む

かわいい名前だけど骨太なジャズの総本山!マシュマロカフェさん

「マシュマロカフェ」 名前だけ聞くとそこには若い女性で賑わうかわいいカフェのイメージ。 でも日本

記事を読む

アナログリラックス<吟醸リード>、じわりと新発売

予てより小出しにしておりました、アナログリラックスブランド第2弾「アナログリラックス吟醸リード」、昨

記事を読む

「季刊アナログ」今月号Vol.49に掲載されました

本日(9月15日)発売のオーディオ雑誌「季刊アナログ」(音元出版発行)のVol.49に、アナログリラ

記事を読む

「月刊Stereo」10月今月号に掲載されました

今月はメディア掲載爆発月間です! 先日15日発売の「季刊アナログ」に続き、本日19日発売の「月刊S

記事を読む

真空管オーディオフェアに出展します!

なんとこれまで22回もの開催実績を誇るオーディオの展示会「真空管オーディオフェア2017」に

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

  
レコード芸術Vol.70にアナログリラックス除電ブラシハード用が掲載されました

「レコード芸術 Vol.70」(音楽之友社出版)に、アナログ

椿テレビ商会さんのブログで紹介いただきました

静岡県浜松市といえば、楽器の街ですが、その浜松市で長年オーデ

7周年目にEX7カートリッジを発売します!

7周年目を記念して!という訳ではないのですが(笑)、また新たなカート

7周年キャンペーン開催いたします!

アナログリラックス製品をご愛顧いただきまして、誠にありがとうございま

SISオーディオさんでEX3試聴機導入されました

発売以来、銀線コイル特有の空気感と、力強さの両立を実現した「

→もっと見る

PAGE TOP ↑