*

静電気がたまる仕組み:レコードLover’sの憂鬱

公開日: : 最終更新日:2019/12/02 BLOG, レコード, 新商品

前回、静電気ぼこりへの思いを書きました。

静電気ぼこりとの格闘:レコードLover’sの憂鬱

静電気ぼこりを退治するには、レコードに静電気が溜まる=帯電する仕組みを理解しないといけません。

静電気が発生するメカニズムを調べると、様々な仕組みがあるのだなーということがわかりました。

その中でもレコードに関係ありそうなのは「剥離帯電」と「摩擦帯電」の2つではないかと気付きました。

剥離帯電とは?

文字の通りですが、2つの物質が剥離するときに発生する静電気です。

車の椅子から立ち上がり、車から降りてドアノブを触ると「ビリッ」とくるあの静電気は、まさにこの剥離帯電の原理。あと、セロテープなどをピッと剥がして貼ろうとすると、貼ろうとする相手の紙がセロテープに引き寄せられることがありますよね。あれも剥離帯電の原理です。

レコードの場合に置き換えると、ジャケットの内袋からレコードを取り出すときに「剥離帯電」が起きます。これが馬鹿にならない帯電量になるのですね・・・

摩擦帯電とは?

こちらの方がイメージしやすいかもしれませんね。2つの物質が擦られるときに発生する静電気です。

子供のころから親しんだ、あれです。下敷きをこすって頭に近づけると毛髪が引き寄せられてピンと立つ、あれですね。子供時代にこれをしなかった人はいないのではないですかね?

レコードの場合だと、カートリッジの針先がレコード盤をこする、この時に発生するのが摩擦帯電です。

図にするとこんな感じです。

帯電メカニズムイラスト

レコード製造年代によって帯電量が違う??

ただ、静電気というのは目で見えないですし、イマイチわからない世界です。そこでテスターを入手してみようと思い立ちました。

しかし…静電気テスターって高いんですね!!

当然ながら新品では手が出ないです。そこで中古を探しに探し、我が家に来てくれたのがこちらのSIMCO FMX-002というテスターです。

DSCF4212

対象物までの測定距離がLEDのマーキングでわかりやすいのがいいですね。

早速レコードを測定測定!

まずはジャズファンなお馴染みの Art Pepper “Meets The Rhythm Section” です。一応、1957年発売のオリジナル盤です。

DSCF4218

測ってみます…

DSCF4220

数値は…420V。これってどんなもんなんでしょう?

DSCF4219

続いてこちらです。

最近発売された “BLICHER HEMMER GADD” スティーブ・ガッドが参加している、サックス+オルガン+ドラムという渋いトリオです。

DSCF4211

測ってみます。

DSCF4213

数値は、なんと5,700V!(右にHiのマークが出てます)いきなりの大台です。

DSCF4214

続いてこちらを測ってみます。

Norah Jones “Come Away With Me” 泣く子も黙る名盤ですね〜。

DSCF4215

DSCF4217

数値はなんと!

DSCF4216

9,600Vまでいってしまいました!

その後、あれこれあれこれ、レコード盤を引っ張り出して計測してみたのですが、どうもわかってきたことがあります。

レコードの製造年代によって静電気の帯電量が大きく異なる

ということでした。

一概には言えませんが、1960年代くらいまでのレコード盤は静電気の帯電量が低いです。

それに比べ、1970年代以降のレコード盤の帯電量は飛躍的に高くなる傾向があります。

中には20,000Vにもなる盤がありました。

現時点ではまだわからないのですが、恐らく製造年代でレコード盤の素材割合が変化したか、もしくは素材そのもののグレードが変化してきたか。

この不思議には、時間をかけて解明に取り組んでみたいと思っています。

静電気ぼこりからあなたを解放する

レコードの静電気とほこりを同時に取り除くのは「アナログリラックス除電ブラシ」だけ!

DSCF4136

5,800円(税抜き)(税込6,264円)

「Analog Relax 除電ブラシ」ご購入はこちら

「無料ブラシお試しサービス」申込みはこちら

★ご購入者コメント★

関連記事

本日より板橋レコードフェアです!KOI-OTOも試聴できます!

こちらでも告知いたしましたが、本日より3日間、板橋レコードフェアに出展いたします! ア

記事を読む

アナログオーディオフェアって知ってますか?

巷ではいろいろなオーディオフェアなるものが開催されているのですが、皆さんご存知でしたか? 輸入オー

記事を読む

ビール飲みながらレコード!最高な組み合わせのイベントです〜

関東はまだ梅雨明けしたわけではありませんが、じりじりと熱くなってきましたね〜。 こういう時は暑

記事を読む

いよいよ今週土曜日です!オーディオユニオンさんで試聴会!

先日もご紹介しましたが、オーディオユニオンさんでの試聴会イベントが、今週土曜日と迫ってまいりました。

記事を読む

Phile Webにアナログリラックス除電ブラシハード用が掲載されました

先日発売開始した「アナログリラックス除電ブラシハード用」ですが、早速オーディオビジュアル情報サイト

記事を読む

おいしいコーヒー屋さんを自転車で巡る旅

実は私、自転車も大好きで、ロードバイク乗りの端くれではあるのですが、今日見つけたこのキャンペーンは面

記事を読む

静電気前線南下中??

いよいよ冬到来という感じの寒さになってきましたね〜。 いかがお過ごしでしょうか? 寒暖差が非常に

記事を読む

吉祥寺ジャズの深遠な世界…ジャズ喫茶メグに出ます

ジャズが好きな人ならば、一度は聞いたことがあるお店かもしれません。 そう、吉祥寺に「メグ」あり

記事を読む

レコードを五感で楽しむ!「record people meeting」にKOI-OTO出現?

来月11月の第1週は「KOI-OTOウイーク」!の様相を呈してきましたよ! なんと11月3日(

記事を読む

今度は珈琲豆の頒布会?Cupping Table

先日、レコードの頒布会?の記事を書いたばかりなのですが、今度は珈琲豆の頒布会サービス?がリリースされ

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

  
Stereo Sound OnlineでEX3が掲載されました!

ステレオサウンドのWEBメディア「Stereo Sound

Stereo Sound 215号でEX1が掲載されました!

ステレオサウンドの最新号、215号に、EX1カートリッジが掲

除電ブラシ、入りました。

お待たせいたしました。 初回ロットが完売してから、大変お待たせ

Audio Accessory Vol.177にアナログリラックス除電ブラシハード用が掲載されました!

季刊オーディオアクセサリー(音元出版発行)Vol.177に、

Stereo 6月号にアナログリラックス除電ブラシハード用が掲載されました!

「Stereo」6月号(音楽之友社発行)に、アナログリラック

→もっと見る

PAGE TOP ↑