これ以上のリード線があったら、教えて欲しい。
あなたのカートリッジが、異次元の音世界を奏で始める。
好評の吟醸リードを更に磨く…
発売以来大好評をいただいている「吟醸リード」。
おかげさまで発売以来、好調なセールスを記録し、様々なレコードフリークに喜んでいただいています。
「吟醸リード」は、その名の通り線材の磨き技術から生み出される、他にはないシェルリード線なのですが、その磨き技術を更に向上させ、途方も無い時間をかけて生み出されたのが「大吟醸リード」です。
何故、線材の磨きが重要なのか?
ほとんどの線材は絶縁や酸化防止などの目的で、線材の表面に何らかの「皮膜」がコーティングされています。特にビンテージ線は「エナメル」がしっかりとコーティングされていることが一般的。
そこでシェルリード線を製作する場合、端子(チップ)をハンダで接合する部分の線材のコーティングを「磨いて除去」することが重要になってきます。
もちろん、コーティング層を除去しなくてもとりあえず音は出ます。でもご想像の通り、その出てくる音には「雲泥の差」が出てくるのです。
大吟醸リードの磨きは、何が違うのか?
線材を磨くには、鋭利な「刃物」を使うのですが、「吟醸リード」を製作する過程で、刃物が鈍ってくると、出てくる音の「鮮度」が落ちてくることを発見しました。
これは線材の磨き技術だけでなく、刃物側の徹底した「研ぎ」が必要なのではないか?と仮説を立て、「刃物の研ぎ」管理の探索が始まりました。
膨大な時間をかけ、刃物の研ぎを追い込むことにより、出る音の「鮮度」「純度」などが、どんどん向上。
最終的に、
- 荒研ぎ1回
- 中研ぎ3回
- 仕上げ研ぎ2回
- 超仕上げ研ぎ1回
- 鏡面仕上げ研ぎ1回
の、合計「8段研ぎ」を駆使。
ここまで「刃物の研ぎ」に拘り、線材の表面を極限まで追い込む門外不出の磨き技術で鏡面加工を行うことで、ハンダ合金層を理想的にコントロールして「大吟醸リード」は生まれました。
当然ながら製作には時間がかかりますので、「大吟醸リード」は1日数セットしか作ることができない逸品となっています。
大吟醸リード ラインナップ
大吟醸リード AR-LW-DG1
選び抜いたビンテージワイヤーとハンダ。そして先述の磨きを経て製作されます。
こちらを試聴して驚かれるのは、全くの静寂からいきなり音が溢れる、音世界。その音世界はどこまでも深く、密やかな煌めきを湛えます。
吟醸リードでは飽きたらなかったクラシックファンにこそ聴いていただきたいし、女性ボーカルファンにはたまらない、儚い声の陰影や艶感を捉えて再現します。
吟醸リードのアドバンスモデルを凌駕する音世界、是非とも試していただきたい。
「大吟醸リード」は、その途方も無い手間のため、頑張っても1日に3セット製作するのが精一杯という逸品です。
- 品番:AR-LW-DG1
- 導体:1910~30年代 ビンテージワイヤー awg26(直径約0.4㎜)単線 絶縁体 絹糸巻き
- ハンダ:KS-Remasta選定 1940~50年代ビンテージハンダRリッチ
- 税別価格 25,000円(税込み価格 27,500円)
- <素材や線材の被覆の色、価格などは予告なく変更する場合があります>
大吟醸リード・プレミアム AR-LW-DGP1
大吟醸リードを、更に追い込んで製作したのがこの「大吟醸リード・プレミアム」です。
大吟醸リードの特徴である、静寂から音が溢れ出る再生はそのままに、全域で音の輝きと音圧感が高まり、どんな音楽ジャンルでも心を高揚させてしまう魔性のリード線です。
「これがいつも聴いていたカートリッジの音?」と首を傾げてしまうほどの変貌。
フルオーケストラでの各楽器が手に取るように聞き取れる解像度、どこまでも広がるワイドレンジ感。
ギター、バイオリン、ウッドベースなどの弦が振動する様が眼に浮かぶリアル感。
ボーカルの生感に思わず言葉を失う…。
ぜひ、至高のリード線を体感してください。
「大吟醸リード・プレミアム」は「大吟醸リード」より手間がかかるため、頑張って1日1セットしか作れない究極のリード線です。
- 品番:AR-LW-DGP1
- 導体:1920~40年代 ビンテージワイヤー(直径約0.2㎜)単線 絶縁体 綿(蝋含浸)
- ハンダ:KS-Remasta選定 1940~50年代ビンテージハンダRVK(松脂)
- 税別価格 50,000円(税込み価格 55,000円)
- <素材や線材の被覆の色、価格などは予告なく変更する場合があります>
取り付け作業時の注意
「大吟醸リード」は大変デリケートなリード線です。取り付けの際には、同梱の取扱説明書をよく読んでから作業を行なってください。
商品のお求めはお近くのオーディオ販売店までお問い合わせください。お近くにオーディオ販売店がない場合は、こちらからもご購入いただけます。