KOI-OTOコイ・オトカートリッジ、ご購入者様最速レポート!
公開日:
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最終更新日:2017/06/03
KOI-OTO, アナログ音のある風景, レコードプレーヤー, 嬉しかったこと JAZZ, KOI-OTOコイ・オト, MCカートリッジ, オルトフォン
わがアナログリラックスブランドとして初めてのカートリッジとなる「KOI-OTOコイ・オト」シリーズですが、じわじわと問い合わせが入り、徐々に売れ出しています!
ありがとうございます!
今日は、発売とともに真っ先にKOI-OTOコイ・オト スタンダードをご購入いただきましたユーザー様に、お使いいただいてのコメントをいただくべく、お宅までお邪魔してきました。
「オルトフォンSPUプラシェルと遜色ない音!」ジャズ探求に人生を捧げるSさん
都内にお住まいのSさん。
実はすでにアナログリラックス製品のファンでいていただいておりまして、アナログリラックス除電ブラシは2個、吟醸リードはもう何セット?というくらいご購入いただき、愛用していただいております。
そしてなんといっても度肝を抜かれるのは、ご自宅地下に作られたオーディオ専用ルーム!
その広さはなんと30畳以上!
当然ながら完全防音で、夜中でもフルボリュームで音を出せる環境を手に入れておられます。
またそこに並んでいるのはオーディオマニアなら垂涎の名機ばかり。
その全てをご紹介するのは不可能ですので、触りを少し・・・
- スピーカー:ウエストレイクTM-3、JBLパラゴン、ウーレイ…
- レコードプレーヤー:トーレンスリファレンス、EMT930、ガラード301×2台、トーレンスTD124×4台?…その他いっぱい
- トーンアーム:イケダ、SMEなどなど、もう数え切れず…
- カートリッジ:オルトフォンSPU、EMT、などなどもう数え切れず…
- アンプ:アンプジラ、エモーティバを中心にこれも数え切れず…
と、このような調子。
そして基本的にジャズをメインに楽しまれているのですが、またそのソフト面の充実ぶりもすごい!
レコードはもう枚数もわからないとおっしゃいますがざっと見た感じ数千枚以上。
特にレスターヤングを筆頭にテナーサックスがお好きで、ほぼほぼオリジナル盤ばかり。
更に古いレコードだけでなく、現代のジャズプレーヤーのレコードやCDも貪欲に探求し続けられています。
まさに「ジャズ探求に人生を捧げた」と言っても過言ではない、そんなSさんです。
いわゆる「オーディオマニア」の方は、ハード面にお金をかけるけれど、ソフト面はそれほどでもない、という方が多いです。
逆に「レコードマニア」の方は、稀少盤には惜しげもなく大枚を叩くけれども、ハードはそれほどでもない、という方が多い。
そんな中、ハードもソフトもこれほどまでに情熱を傾けて楽しんでおられる方は、そうそうおられるものではありません。
私も初めてお邪魔したとき、その情熱の熱さに卒倒しそうになりました。
そして、SさんのKOI-OTO評価は…
そんなSさんに、初めてKOI-OTOコイ・オト スタンダードの試作機を聴いてもらったときのこと。
「かなり駄目出しをいただくかな…」と内心ビクビクだったのですが、音を出して30秒、
「いいね〜!これはいい!1ついただくよ!」
と即決していただきました。
なぜあのとき即決していただいたのか?改めてSさんに聞きました。
すると、
「聴いた瞬間、オルトフォンSPUの、それもプラシェルモデルに匹敵する兆しを感じたんだよね〜」
ということでした。
補足のために、オルトフォンのSPUには歴代様々なモデルがあるのですが、その中でも「プラシェル」と言われるモデルは、ヘッドシェルの素材に「ベークライト」を使用したモデルです。
その当時は現代のような樹脂成形は難しく、ベークライトを削り出して成形していたようです。
そしてそのモデルの音が非常にいいと言われている、伝説的なモデルなんですね。
もちろん今となっては新品で入手することは困難です。
オルトフォンもこの時代のプラシェルの味わいを出すためにシェルの素材などを探求しているようですが、再現は非常に難しいのだそうです。
そうして発注をいただき、記念すべき「初号機」を納品して使っていただいているわけですが、じっくり聴いていただいていかがですか?
「このKOI-OTOはコンセプト通り、中低域がしっかりと張り出している。しかも弾みがあるんだよね。ぼわっとしていない。ここは重要だね。SPUは一種独特のトーンがある。それが魅力なわけだけどね。」
「これまでにもいろんな日本製カートリッジを使ったけど、ここまでの音がしたものはなかったと思いましたよ。」
なんだか嬉しい(笑)。
「でも、女性ボーカルを聴いていたとき、もう少し高域の「湿り気」が欲しいなーと思ったんだよね。そこでいろいろと考えてみて、ヘッドシェルを変えてみようと思って、SMEの軽量ヘッドシェルに付け替えてみたら、高域がガラッと変わった!嬉しくなっちゃった(笑)」
ここでも探究心の塊であるSさん。
KOI-OTOはヘッドシェルとシェルリード線(吟醸リード)をセットでお届けしているわけですが、お好みに合わせてパーツを変えていく、というのもアナログならではの楽しみですね。
KOI-OTOと歴代オルトフォンSPUの聴き比べ
さて、ここから歴代のオルトフォンSPUとKOI-OTOの聴き比べ。
(ドキドキ…)
Sさんがおっしゃる通り、オルトフォンSPUプラシェルモデルとではほとんど遜色ない音がKOI-OTOから引き出されています!
(実は私もびっくり!)
更に最初期オリジナルSPUも出してきていただいて、聴き比べしたのですが、さすがにこの域にはまだたどり着けていないようです(当たり前ですね)。
音色についてもコメントをいただきました。
「ピアノを聴くと良くわかるんだけど、一音「ポーン」と鳴ったときに普通のカートリッジは少し雑味が混じる。でもこのKOI-OTOはそれがなく芯がありながら綺麗に響く。これはなかなかだよ。」
「こうやって聴いてもらってわかると思うけど、オルトフォンSPUファミリーと同列の実力がある。こういうカートリッジがこの日本でも出現してきたことが私は嬉しいんです!」
とおっしゃっていただきました。
本当に嬉しい!
うちの職人さんが聴いたら涙するような嬉しいコメントをいただきました。
人生をかけてオーディオ、ジャズ、レコードに邁進されているSさんだからこそ、このKOI-OTOカートリッジの良さを「瞬間的に」感じ取っていただけたのではないかと思います。
「もう手持ちのカートリッジが聴けないよ…」
と困惑の?声をいただいている「KOI-OTOコイ・オト」カートリッジ。
ぜひあなたも手に入れてください!
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