ボディにバイオリン製作用専用木材「Tone Wood メイプル」を厳選使用
我々はこれまでも、カートリッジ のボディに無垢の木材を使用することに拘ってまいりました。
ボディに樹脂や金属を使う方が、量産上の歩留まりも遥かに良く生産効率も良い。
でも敢えて我々が木材に拘るのは、何故か?
それは、カートリッジ を音楽(レコード)を奏でるための一つの「楽器」と考えているからです。
楽器で名機といわれるもののほとんどは、何でできているでしょうか?
そうです、大多数が「木」で出来ています。
それは必然と言ってもいい事実なのです。
何故ならば、ご存知のように木材は、細胞の一つ一つがセルロースを主原料とする細胞壁に囲まれています。乾燥させることで、細胞内の水分は抜けてしまいますが、細胞壁がある為に細胞の形を保った状態で、不均一で微細な空間(ホール)が残されます。そのホール内の空気が振動することで、有機的な響きが得られるわけです。
なので、古来から楽器には様々な木材が使われ、現代になっても主流の楽器は木材が選ばれます。
樹脂や金属だと、素材の均一性は得られますが、木材のような響きは決して得られません。
このような理由から、我々はカートリッジのボディにも木材を使うことに拘っているのです。
そして今回発売した「EX500」は、そんな拘りを更に進化させたモデルです。
EX500のボディには、バイオリンのネックや背板として使われる最上級のハードメイプルを厳選して使用しました。
主にルーマニアで採れる、バイオリン製作上での最上級と言われるメイプルから厳選してボディに仕上げました。
楽器用に選別されたTone Woodでしか得られない音色を是非お楽しみください。
心に栄養を与えてくれるカートリッジ EX500
通常のスタイラスよりも更に精密に研磨した「特注超楕円針」を使用し、コイルには純銀ワイヤーを丁寧に巻いて仕上げました。
ボディのTone Wood ハードメイプルならではの響きから得られるサウンドは、楽器が伸びやかに響き渡り、お部屋に爽やかな空気感を充満させてくれます。
ぜひ、生楽器の音、生のボーカル、を聴いて見てください。
眼前に広がるステージに驚かれるとともに、思わず笑みが浮かんで来ることかと思います。
その音はまさに「心に栄養を与えてくれる音」。
ぜひその音を体感されて見てください。
仕様
- コイル:純銀
- カンチレバー:アルミ
- 針:超楕円ダイヤ(精密超研磨仕上げ)
- ボディ:ルーマニア産ハードメイプル無垢木材削り出し(バイオリン製作専用材Tone Wood)
- 出力電圧:0.5mv(1kHz)以上
- 内部インピーダンス:15Ω
- 適正針圧:2.0g
- マグネット:ネオジウムマルチマグネット
- 全て受注生産です。納期は約4週間ほどかかります。
- 全て日本国内の職人が手作りで仕上げます。
- 無垢ウッドボディは自然のものですので、色味、木目、重量などに個体差が生まれます。
- 経年変化で木目の色味が変化します。
- 価格は販売店、またはこちらからお問い合わせください。