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ZOOT愛好家にとっての至福の時間でした。

公開日: : 最終更新日:2015/10/11 Altec, アナログ音のある風景, オーディオ, レコード, レコードプレーヤー, 珈琲

このサイトのご挨拶でも書いていますとおり、個人的にZoot Simsというテナーサックスプレーヤーが大好きで、その影響から会社の屋号を「ズートコミュニケーション」としております。

7.20_Zoot

 

この屋号を見ると、ジャズ好きの大先輩方からは

「あんた、Zootが好きなの?若いのに、変わってるね〜!」

といいながらも、なぜか皆さん優しい微笑みを返してくださいます。(笑)

皆さんにそういう対応をさせてしまうのも、やはりZoot Simsがジャズファンに愛されているからかな〜と思ってみたり。

 

また、Zoot好きを標榜していますと、嬉しいことも転がり込んできます。

いつもお世話になっている神保町のジャズ喫茶「アディロンダックカフェ」のマスター滝沢さんより、

「こんど上不さんところで、Zootのレコードコンサートやるらしいんだけど、行く?」

とお誘いいただきました!

もちろん!行く!行きますとも!

ん?上不さんって、聞いたことある…そう、あの「マシュマロレコード」の上不さんが、横浜の中華街にジャズ喫茶をオープンされておられたんですね!

そこでZootをテーマにレコードコンサートが開催されるというのです。

しかも今回のホストは、Zoot研究家としても有名な、あの金坂さんではありませんか。

(金坂さんは、生前のZootと家族ぐるみでお付き合いされており、日本でも随一のZoot研究家として有名。Zootとの素晴らしい写真をJAZZ批評でご覧になった方も多いはず。しかもパブロ時代に出した「Warm Tenor」のジャケットでZootが被っているハンチングをプレゼントされたそうです!!)

これは本気で行くしかないでしょ!ということで、6月の日曜日の昼下がり、最寄りの石川町駅で滝沢さんとアディロンダックカフェの常連さんと待ち合わせ、突撃してきました!

初めて訪れたジャズ喫茶マシュマロ。

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ジャズ批評で田中伊佐資さんが詳しく紹介されていますが、上不さんの並々ならぬ意気込みで今回ジャズ喫茶を開かれたとのこと。

いや、もうすでに素晴らしい音源の数々をレコードやCDで世に出していただいており、その功績に関して全てのジャズファンは感謝しなければならないと思います。

Zootはもちろんですが、私がマシュマロレコードさんのラインナップの中で特に好きなのは、Herbie Stewardの2枚。

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とても地味な人なので、彼のレコードは本当に少ないのです。

かの有名なウッディー・ハーマン楽団のFour Brothers。この曲は3人のテナーとバリトンをフューチャーしている曲なわけですが、そのメンバーが、Stan Getz、Zoot Sims、Serge Chaloff、そしてHerbie Stewardなのは、通なジャズファンの間では周知の事実。

そんな貴重なHerbie Stewardの音源、これをマシュマロさんで出していただいている事実は、日本のジャズファンの誇りと言ってもいいと思います。

 

レコードコンサートでは、そんな上不さんの語りから始まりました。

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「今日はZootの特集なわけですが、私は実はZootはそれほど好きではないんですね・・・」

とのっけから凄まじい問題発言!(笑)

ホスト役の金坂さんが目を白黒させておられます。(笑)

上不さんが惚れ込んでいるのは、Stan Getzであり、Herbie Stewardであり、一番はWardell Grayなんだそうです。Zootは好きな順番でいくと10位以下だそうで…(笑)

そんな上不さんの前説?を聞きながら周りを見渡すと、もう座れないくらいぎゅうぎゅう詰めになっておりました。

そして次々と「予約してないんだけど・・・」というお客さんが来られます。当然ながらもう入る隙間もありませんので、お引き取り願っておられるようでした。滝沢さん、予約していただいてありがとうございます!!

かつて湘南ビーチFMでDJをされていた金坂さんの、素晴らしいMCとともに、Zootの名曲、そして知らなかったレコードの数々が上不さんのハンドリングでかけられていきます。

DSCF4583

店中に幸せなZootのテナーが響き渡ります。

今ここにいるZootファンは世界一幸せな瞬間を過ごしていたのではないかと思います。

お店のシステムは、業務用のナショナルのプレーヤー(!)、そしてサンバレーの真空管アンプ、何と言っても目玉は励磁型同軸38センチスピーカー「マクソニック」ではないでしょうか!

私自身もアルテックの604-8Gを使っているので、とても興味深く、音に聴き入りました。

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それにしても知らないレコードが出てきます。

とにかく収録枚数が半端ではないと言われるZootだけに、改めてその途方もない数を認識させられます。

(いつかZootのコンプリートをしてみたい!ですが、果たしてこの夢はいつ叶うのやら…)

 

パート1からパート2までの2部構成。

合計17曲の約90分にも渡るレコードコンサートが終了。

みなさんのお顔が心なしか紅潮しているように思えます。

とにかく気持ちよかった!Zootの音を堪能できた1日でした。

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マシュマロさんでは定期的にレコードコンサートを開催されているようです。

詳しいことはHPに掲載されていますので、中華街を食べ歩いたあとに、ふらっと立ち寄って見られてはいかがでしょうか?

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