パイオニアの30年ぶりのレコードプレーヤーが何故かSL1200とそっくり?
いやはやこのニュースは驚きました。
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20140717_658439.html
パイオニアから30年ぶりにレコードプレーヤーの新製品PLX1000が発売されたとのこと。用途はDJ用ということで、デザインもその筋のにおいをプンプンさせています。
パイオニアにはすでにCDJ用の機材もラインナップされていて、ここ最近のアナログレコードリバイバルのブームを受け、CDJだった人も「やっぱレコードもう一回回したいな」というニーズが出て来たのかもしれません。そういう人にはピッタリはまりますね。
でもDJな人だけに独占させておくにはもったいないポイントがこのプレーヤーにはあります。
まずはなにはともあれこの価格です!店頭予想売価が74,000円。このところ中古以外だと目が出るほど高い機種か、1万円を切るようなおもちゃみたいな機種しか存在していなかったレコードプレーヤー市場にこの売価設定は素晴らしいの一言です。
時代の名器、Sl1200シリーズとどの程度違うのか?とても気になるポイントですね。
それにしてもこのデザイン、あまりにSL1200とそっくりなのは何故なんでしょう?SL1200亡き後、よくわからないメーカーからいくつかSL1200もどきなプレーヤーが出ておりました。
これらもあまりにSL1200と似ているので、何故なんだろう?と首をかしげたものでした。確かにどこのクラブでもSL1200が使われている(いた)ので、このボタン配置が絶妙で、変えるとDJに受け入れられない?といったことから同じデザインが踏襲されているのかな?とも思えます。しかしそれだけの理由でイチから金型を起して商品開発するとは想像できないんですが…。
もしかしてパナソニックさんのレコードプレーヤー開発マンが、熱い思いをもって、自社で製造継続できないのであれば、他社ででもSL1200の息吹を残していきたい、なーんて考えていたとしたら素晴らしいなと思います。
いつかパナソニックさんに真偽のほどを聞いてみたいものです。
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